自分の理想の家に住むためには。

私も主人も結婚前から、将来は自分の家の設計を自分たちでしたいねという共通の夢を持っていました。
結婚し、子どもも生まれてまず初めに引っ越したのは2LDkの小さくて安いマンションでした。
自分の家を建てるためにはやはりお金が必要で、そのためにはそれまでは節約を頑張り貯金に邁進する生活をしようと目標金額を設定しました。
とはいえ子どものことをしっかり育てたいという思いも共通していたので、私は母の家の近くでパート程度の仕事にとどめ、その時間は母に預けていました。
私たちの夢への計画は足並みがそろっていたことで実現しました。
 
子どもが幼稚園を卒園する頃、我が家の夢の実現に一歩近づく出来事がありました。
学校を転校せずにいられる土地が見つかりました。
大きな昔ながらの家が立ち並ぶ住宅街の角地でした。
私たちの希望の家も小さい家でした。
その角地の一区画が我が家となります。
真横の土地は近くの方の私有地だそうで、売地にはなっておらず、畑をされています。我が家に影を落とす家が建つことはなさそうです。
家を建てると言えばやはり大きな家を理想とされる方も多いと思いますし、わざわざ小さい家を建てるほうがコストもかかります。
それでもあえて小さい家を設計し、理解してくれる工務店を探しました。
工事の進捗状況も丁寧に教えてくれる良心的な工務店に出会えたことで、細かい部分の調整をしながら進行でき、我が家は出来上がりました。
 
完成した我が家は他の家と比べるととても小さいです。
家族でご挨拶に伺うと、近所の方はとても親切で良い方のようで、歓迎してもらえ、良いスタートを切ることができました。
 
家探しはまずはよい土地探しからです。
妥協せずに探し続けること、こまめに情報を入れ替えることで、昨日までなかった情報が舞い込むこともあるとわかり、その波にうまく乗ることも大事です。
タイミングを見落とさないようにしながら少し不便な生活をしたことで、将来への快適な生活を手に入れられました。
 

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