少々、夏の開放感につかりすぎました

ここ一週間ばかり、会社から夏休みをもらい、毎日自宅で過ごしています。
休みとはいえ、朝起きる時間も、普段と同じかあるいは早いくらいで、わりと規律正しく生活してますし、テレビをみたり、昼寝して過ごすというより、アレコレ自分で用事を作り出しては、文字通り、一日中、動き回っています。
普段の土日では手が回らない場所の掃除やら、片付けやら、やらなければならないこと(というより、やりたいこと)がテキパキはかどっていくのは結構、気持ちのいいものです。
植木の世話も一手に任されているため、毎夕の水やりやら、花柄つみなど、もしかしたら、職場にいるよりてんてこ舞いしているかもしれません。

そんなある朝、門の近くでお隣の奥さんと鉢合わせし、「おはようございます!」と、私は元気いっぱいでにこやかに挨拶したつもりだったのですが、なんとなく相手の反応がいまひとつ、煮え切らない感じを受けました。
一瞬ですが、怪訝というか、不思議そうな表情でこちらをみていた様子。
そのときは、私も?と思っただけで、大して気にはとめませんでしたが、家のなかに戻ってふと鏡に映った自分の姿をみたとたん、「あっと」気がつきました。

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その日、私は顔を洗っただけのスッピンで、しかも、普段、外出時にはかけない近眼用のめがねをかけた状態で、外に出ていたのでした。
そんな姿は、これまでお隣の奥さんには見せたことがないので、おそらく、一瞬、私が誰だか分からなかったのだと思います。
ヤレヤレ、油断したかな、と苦笑を禁じ得ませんでした。

しかし、そいうことって、お互い様ですよね。
ご近所同士、長いおつきあいではありますが、いつもお化粧している顔しか見ないので、はじめてスッピンの顔をみたときは、にこにこと挨拶を交わしながらも、内心、「あら、この人、色白だと思ってたけど、ホントは結構色が黒かったんだな、ウフフ」と瞬時のうちに思ったりしますものね。
その後も、いつのまにかスッピンのまま一日過ごした日が何回かありましたが、極めつけは、植木に水をやるのに階段を下りて門の外に出ようとしたとき、自分がローションマスクを顔に貼り付けたままだったことをすっかり忘れていたことです。
幸い、誰かに会う前に気がついたのでよかったですが、あのまま道行く人に「おはようございます」なんて声をかけていたら、異様な姿にその人は仰天したかもしれません。

ローションマスクは毎日、使用していますが、自分が鏡でみても結構、その度にギョットしたりしますものね。
少し、開放感に浸りすぎました。(>_<)