ツーリングへ行ってきました

少し前の話になりますが、先月のGWに岡山から鳥取島根と2泊3日の山陰地方へツーリングへ行ってきました。
最近は学校が忙しく、平日は時間が取れないうえに休日はツーリング費用のためのアルバイトばかりだったのでなかなか遠出ができずにいたのですが、天気も良くツーリング日和が続いていたため我慢できなかったのです。

まだ少し涼しい朝8時から出発し、岡山の県北部である美作市へ。兵庫との県境に位置する美作市では、近年野生鹿の頭数が増えていて、獣害対策のために捕獲された鹿を使ったジビエが楽しめるのだそうです。ここから鳥取までは中国山地を越えなければいけないのですが、主要な道であればば2つほど峠を越えたのちは走りやすい道が続きます。

ところで、鳥取県には道の駅がたくさんあることをご存じでしたか?
特に海岸沿いでは30分おきに道の駅が現れてくるほどで、なかでも青山剛志館と併設されている道の駅「大栄」は日本で初めて道の駅として認定された「最初の道の駅」です。近年のコナンブームもあってか、さすがにGWは家族づれで賑わっていました。すでに夕方近くなっていましたが、山陰にきて海鮮丼を食べないでいられるか!と米子市の東隣に位置する「日吉津村」(ヒエヅソン)の大きなイオンモールへ。こちらのイオンでは、広い駐車場に海鮮市場が建っていて「山吉亭」という有名な海鮮丼屋さんで季節に応じて旬の魚介類が山盛りの海鮮丼が楽しめます。

一日目はそのまま米子市内のインターネットカフェで一泊しました。友人たちはあまり賛成しませんが、一人旅で宿代を安くあげたいときにはお風呂がついていないことさえ目をつぶればかなり便利なのです。一泊2000円以内で、ドリンクも飲み放題、漫画だって読めちゃいます。個室同士の上が仕切られていないので、女の一人旅では防犯面が心配という声も聴きますが、私は今のところ怖い目にあったことはありません。

翌日朝はゆっくり出発し、出雲そばを求めて奥出雲へ。松江出身の友人にいわせると「奥出雲は畑と山しかない」とのことでしたが、新緑と渓谷が楽しめる「鬼の舌震い」やもののけ姫の舞台になった「たたら製鉄跡地」、日本一のループ橋「おろちループ」などなど他県民には魅力的な観光地がたくさんあります。中でも今回の目的地「亀嵩駅」は、駅舎にそば屋が併設していて駅長さんがそばを打っているという地元の方にも大人気のお蕎麦屋さんです!
温かい蕎麦湯もいただけて、いいリフレッシュになりました。お土産にお蕎麦4人前を買って、友人の住む出雲市へ。本当は有名どころの出雲大社へ行きたかったのですがGWだけあって、ものすごい人ヒトひと!まだ見ぬお相手とのご縁を結ぶのは諦めて、久々に会った友人とお酒を飲んで一泊。帰りは高速道路をひとっ走りして帰ってきました。

総走行距離700㎞と充実したツーリングでしたが、GWのせいかどこもかしこも人だらけ…。長期休みというのも一長一短だなあと思いつつ、ばっちり楽しめたGWでした。振り返ってみると、バイオリンとピアノによるデュオは、これまでライブでほとんど聴いたことがありませんでした。でも今回のリサイタルでバイオリンの良さ、そしてピアノとのハーモニーやコラボレーションのすばらしさを改めて実感できたような気がします。

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